所在地 | 〒389-1305 長野県上水内郡信濃町柏原2437-2 地図 | |
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アクセス(車) | 上信越道信濃町ICから国道18号経由3分 | |
アクセス(公共交通) | 黒姫駅下車徒歩5分 | |
入館可能時間 | 9時〜17時 | |
休館日 | 年末年始 ※冬期12月1日〜3月19日の土・日・祝日の来館希望者は、要事前電話連絡 |
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入場料 | 500円(小中学生300円)(冬季は半額) ※近くにある野尻湖ナウマンゾウ博物館・黒姫童話館との共通割引入館券あり |
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Tel. | 026-255-3741 | |
Web | http://www.issakinenkan.com/ |
信濃町は、俳人小林一茶の生地で15歳までと、50歳以降に住んだ場所で、あちこちにゆかりの場所があり、「一茶の里」として保存公開されています。
一茶の墓のある小丸山公園の一画、黒姫駅からもすぐの便利な場所に「一茶記念館」があり、一茶自筆の俳句や、一茶の生涯と文学を紹介する資料が見られます。記念館では、年数回、一茶と俳句に関する講座が開かれる他、一茶の誕生日の5月5日に「一茶まつり」・命日の11月19日に「小林一茶忌全国俳句大会」も開かれます。
建物は、2003年に新築された小林一茶の雰囲気と異なる現代的な建築ですが、その横に、江戸時代の民家を移築した民俗資料の展示棟(無料)もあり、一茶が生きた時代の暮らしを感じられます。
なお、一茶記念館の館長は2008年頃からネコが勤めていて、近所から毎日「出勤」してくるそうです。運が良ければネコ館長に会えます。
一茶記念館から石段を上って小丸山公園を歩くと、多くの句碑と、明治時代に一茶をしのんで建てられたお堂「俳諧寺」、その裏の墓地に一茶の墓があります。
また、小丸山公園からさらに数分歩くと、一茶が最晩年を過ごした土蔵を解体・一部復元した「国史跡小林一茶旧宅」があります。
江戸時代中期の1763年に、今は信濃町となっている北国街道柏原宿で生まれ、14歳の時に奉公のために出た江戸で俳句を学びました。30代を日本各地を旅して過ごした末、50歳の時に故郷に戻って「是がまあついのすみかか雪五尺」という句を詠みました。その後、初めて若い妻を持ち、子供もできましたが、妻子が次々と亡くなる不幸に合います。
64歳で亡くなるまで、北信濃の地で多くの俳句を詠み、句集「おらが春」などを残しました。
黒姫童話館のページと、黒姫高原ハイキングコースのページをご覧ください。
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