所在地 | 北軽井沢 |
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歩行開始地点(地図)までの所要時間 | 上信越道碓氷軽井沢IC・小諸ICから約40分 軽井沢駅または中軽井沢駅からバス約30分 |
最高地点の標高 | 約1400m(峰の茶屋) |
現地付近ライブカメラ | http://www.town.karuizawa.nagano.jp/ctg/00903800/00903800.html(軽井沢町役場提供 国道18号追分) |
白糸の滝は、軽井沢の観光スポットの一つです。浅間山からの伏流水が、幅70mにも渡って横一線に湧き水となっていっせいに落ちています。長野県らしく、湧き水のため、滝の上に川がなく急に水が湧き出していて、トリックアートのような珍しい光景です。
峰の茶屋の交差点を右折して「浅間白根火山ルート」から車で白糸の滝の近くまで行くこともできますが、時間があれば、峰の茶屋から「信濃路自然歩道」の林間コースを1時間ほど歩いて行くのがお薦めです。行きは下り道、帰りが登り道ですが、勾配はゆるやかです。避暑地の軽井沢でも標高の高い場所で、林間コースのため、夏でも涼しいのが嬉しいです。
なお、同名の「白糸の滝」は、静岡県や福岡県にもあります。
※軽井沢付近の道路、特に国道18号は、週末は渋滞することが多いです。
JR軽井沢駅から草軽交通バス北軽井沢行き、または西武高原バスしなの鉄道中軽井沢駅経由草津温泉方面行きで約30分、「峰の茶屋」下車
峰の茶屋から交差点を渡ったところに、古びた「信濃路自然歩道」の標識が立っています。その右側の歩道の入り口から歩き始めます。少し行くと、うるさかった車道の車の音も聞こえなくなり、鳥の音だけが聞こえる、すばらしい林間コースとなります。
峰の茶屋から白糸の滝までの行きのコースはほとんどがゆるやかな下りで、誰でも楽に歩けます。歩道は整備されていますが、年月が経って、溝になっている所や滑りやすいところもあるので注意して歩きましょう。
歩き始めは雑木林だったのが、途中、白樺が多い場所があります。そこを抜けるとまた雑木林になり、いろいろな木を見ながら歩くと、川の音が徐々に聞こえてきます。夏でも木漏れ日しか当たらず、軽井沢の高地ということもあって涼しいのが嬉しいです。秋(10月)なら、紅葉の名所でもある白糸の滝まで、紅葉を楽しみながら歩けます。
白糸の滝から流れる水が川になっていて、その向こうを、「浅間白根火山ルート」途中の駐車場から歩いて来た観光客が左下に見える所まで来れば、滝はすぐそこです。
最後に急な階段を下り、ぐるっと回り込んで、たくさんの観光客が歩いているのを見下ろす道を進むと、正面が白糸の滝です。滝の前も人が多いですが、横に長いスペースで座る場所もあります。
白糸の滝の説明板には、「火山である浅間山の伏流水のため、水温は高め」とか書かれていて、興味深いです。そのせいで、白糸の滝は厳冬期でも凍りませんが、駐車場には観光用に人工の氷瀑が作られます。
帰りは、下った階段をがんばって上り、来た道を戻ります。
なお、白糸の滝から峰の茶屋へは路線バスが1時間に1本程度あり、それに乗って戻れば楽できます。
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この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第250号) |
ホワイトクリスマスin軽井沢のページをご覧ください。
軽井沢野鳥の森のページをご覧下さい。
峰の茶屋からは、小浅間山へ、往復約2時間の軽登山も可能です。
執筆者:松尾(2012年8月25日ハイク)
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