所在地 | 白馬村 |
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歩行開始地点(地図)までの所要時間 | 長野道安曇野IC(旧豊科IC)から約60分または上信越道長野ICから約50分(どちらも「オリンピック道路」経由)+ゴンドラとリフト20分 白馬駅からバスと徒歩で20分または長野駅からバスと徒歩で80分+ゴンドラとリフト |
最高到達地点の標高 | 2060m(八方池) |
参考になるWebページ | http://www.tabinet-jp.com/trek/02hakuba_happune.html(たびネット信州) |
現地ライブカメラ | http://www.vill.hakuba.nagano.jp/livecam/livecamera.php?id=8 |
白馬三山を鏡のように映す美しい八方池まで、ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、1時間半のトレッキングで行けます。冬は八方尾根スキー場用となるゴンドラとリフトの料金が少々高いですが、その分白馬の山を手軽に歩くことができます。八方池は天然池で、ダムによってできた人工池とは違う、自然が造り出した神秘的な美しさに感動します。
尾根づたいなので、晴れていれば眺望は良いですが、夏は日焼けにご注意ください。このコースは「八方尾根自然研究路」と名づけられており、夏休みなら、白馬の専門家「白馬マイスター」によるガイド付きの「八方ネイチャーウォーク」に参加することもできます。
白馬駅から路線バスに乗って「八方」で下車後、徒歩約10分。または夏季は白馬山麓シャトルバスに乗り「八方ゴンドラリフト前」下車すぐです。
長野駅からは「八方」まで白馬直通シャトルバスで70分で行けます。その後、上記の車の場合と同様にゴンドラとリフト2本を乗り継ぎます。
リフトを下りると売店と、トレッキング・登山や冬のスキーの基地で宿泊もできる八方池山荘があります。道は木道や石畳で、所々傾斜のある勾配になっています。コースは尾根づたいコースと湿原コースに分かれ、どちらも同じぐらいの距離で第2ケルンに着きます。「ケルン」とは、登山で霧が出た時に道に迷わないように石を積んで作った道標のことを言います。
第2ケルンから少し勾配がきつくなります。途中、運が良ければ雷鳥を見ることができるかもしれません。第3ケルンが見えれば八方池はそのすぐ先です。八方池は、雪に押し流された土砂の堆積でできた池で、サンショウウオやモリアオガエルも生息しています。霧でガスっていなければ、池の上に白馬岳・杓子岳・鑓ヶ岳の雄大な白馬三山が見えるでしょう。時間があれば八方池のそばに下り、周囲180mを周回してから、元の道を下山します。
なお、八方池から先、唐松岳までさらに道は続いていますが、本格的な登山コースとなり、装備が必要です。
時間に余裕のある人は、グラードクワットリフトに乗らず、「黒菱平」を歩いて下るのもいいでしょう。黒菱平では眼下に青木湖も見え、7〜8月にはニッコウキスゲ、コバイケイソウなどの高山植物も見られます。
※コースは執筆者が実際に歩いて紹介していますが、写真は信州山遊びねっとから転載させて頂いております。
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この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第250号) |
7〜8月にゴンドラ「アダム」降り場横のうさぎ平109で、「白馬Alps花三昧」が開かれます。コマクサ祭りのページをご覧ください。
下山後の温泉は、白馬八方温泉や白馬塩の道温泉にどうぞ。
車やバスで数分の位置にある白馬長野オリンピックジャンプ台も観光地として人気があります。
その他、白馬ブルーベリー農園のブルーベリー狩りの紹介のページもご覧下さい。
コマクサ祭りのページをご覧ください。
執筆者:松尾
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